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2004/10/26

太陽系の重力展開

こんどは恒星系のモデルとして最も身近な太陽系が放射する重力の様子を探ってみます。
先ず回転する太陽の重力放射拡散の過程で重力渦が形成されるとする私の推論を示します。是非ご一緒にお考え願います。

静止した物体の引力エネルギーは三次元空間に放射拡散されます。
そして空間でのエネルギーの強さは放射距離の二乗に反比例します、ですから空間における放射拡散によるエネルギーの減衰は激しく実効エネルギー範囲は限定された狭い空域となります。
回転している星の重力拡散は静止物体の放射拡散と全く異なった状態になります。
その原因は星の回転により重力の放射位置が前方に回転変位することで重力の拡散が偏って後方に偏向されその結果重力負荷方向が後方に変わるためです。
そして機能的には物体を単に引き寄せるだけでなく周回させる作用力が増します。
現象的には重力の三次元放射を捻るようにして重力環流が形成されて二次元に展開される重力渦を発生します。重力渦は赤道面を挟んだ平板な宇宙空間を広域に支配します。
これから太陽系での重力の発散と分布の具体的な様子を以上の観点で探ってみます。
なお重力は一般には直進する負ベクトルの連続エネルギーで進行速度は光速と同じと考えます。
太陽の重力強度は地球重力の約30倍です。太陽は赤道付近で二十五日周期で回転しています。半径を70万Kmとすると周回速度は秒速2Km程度になります。
重力は表面から垂直に放射され直進します。太陽は回転していますから時間が経過して太陽表面から離れるにつれて重力の放射位置は先に進みます、進み具合は赤道部が最大で極に向かうにつれて減少します。
そこで回転変位が最大の赤道上での重力放射拡散を探ってみます。
重力の放射位置を赤道上に特定してその位置からの重力の放射拡散を追ってみます。秒速2Kmで回転する太陽の赤道付近から垂直に放射される重力エネルギーは2秒すると太陽表面から60万Km上空に達します。
この位置での太陽に同期した周回速度は2Kmの約1.8倍になります。
太陽表面の重力放射点は2秒で4Km移動します。
60万Km 上空でも重力の移動量は4Kmです。ところが同期移動量は7.6Kmですですからこの位置で放射位置から垂直に立ち上がる同期位置と3.6Kmづずれたことになります。重力は放射時間が経過するにつれてづれは逓倍します。
従って重力の放射方向が太陽表面に対して斜めにしかも回転方向と逆向きとなります。
そうしますと重力負荷が重力の向きに対応して重力を一層斜め後ろに引きずり湾曲します、こでいう重力負荷とは太陽系内の太陽を除いた物質、物体が負荷対象ということになります。
この放射重力には拡散減衰が伴います。回転体から放射される重力束は拡散する過程で回転方向に対面する前面で拡散減衰が進み背面では拡散が抑制されます。
そうしますと一層重力は回転方向とは逆向きに偏向されます。さらに太陽表面から離れるにつれて重力の勢いが弱まると負荷の影響が増してより一層偏向してついには太陽の遙か上空を周回するようになります。
回転する太陽の赤道上の全周から放射された重力が時間が経過し太陽から離れた特定の位置に達すると重力が偏向湾曲されて全てが重合して円状の回転引力エネルギーに変質します。
このことは面状に拡がるエネルギーが円状に収束されて回転する線状エネルギーに収束変換されたことになります。もはや拡散能が失われた回転能を持った引力流に変換されたことになります。
この太陽重力の変質位置は多分火星と木星の間であると考えます。
何故なら火星以内の惑星と木星以遠の惑星は質的相違がはっきりしているからです。
この現象は高緯度から放射される重力でも拡散する過程で重力負荷が大きく作用してラッパ状に拡がりながら円状の回転引力エネルギーに変質します。
ですから回転する太陽から放射される大半の重力は回転軸と直交する赤道面に平行するように整列させられます。そして環状の回転引力エネルギー流に収束されるのです。
このことは回転する太陽(星)表面から三次元に放射拡散する重力は回転軸方向の拡散能が失せ二次元平面に活動する回転引力流に変質します。
この重力の変質する位置を重力の変節点ということにします。
この重力変節点では平面的に分布する重力エネルギーが環状の回転流れ引力エネルギーに収束されるため局所的にエネルギー密度が増します。
この環状引力エネルギーは外側にエネルギーを渦巻いて解放します。
これは単なるエネルギーの二次元拡散(密度拡散)ではなく動的な二次元展開となります。
このエネルギーの動的二次元展開は非常に広汎な空域に勢力を円盤的に展開することになります。
その例として地上における台風の広汎な渦風域が参考になります。
これで初めて太陽から60億Kmも離れた冥王星に太陽重力が達することが説明できると考えます。
太陽系の惑星や微少惑星等の分布状況を見ると太陽の赤道面に沿って公転または周回しています。
これから判断しても重力の分布が太陽の赤道面を挟んだ平板で円盤状の拡がりをしていると考えます。
もし太陽重力が三次元的に広汎に分布しているとすれば惑星等ももっと多様な分布があって然るべきと考えます。
以上をまとめると恒星である太陽は回転することで三次元の全方向に放射拡散する重力を回転軸に直交する平面に偏向し回転能を付加して平面的に勢力を展開する重力渦を形成して平板な宇宙空間を広汎に領有します。
恒星単体では三次元的に球体状の空間を支配するのではなく二次元的な拡がる平板で広大な円盤状の空間を動的に支配します。
結論的には恒星は重力によって宇宙空間を三次元的に球形の狭い空間を支配するのではなく回転によって二次元的に平板で扁平な円盤状の広汎な空間を活動的に支配するようになります。
一般的には無限の広さの宇宙空間において構成要素としての一つ条件は広さが挙げられます。
そして安定した状態を保つためには恒星の確実な連結方式が必要です。
この二つの要件を満たすのが星の回転運動だったのです。
三次元的な拡がりの宇宙空間にあって恒星が二次元的に重力展開をするということは宇宙を構成する上で矛盾を感じますが宇宙を構成する要素は星の重力だけではないということで説明することが出来ます。
太陽の回転速度と重力の強さの関係から惑星の存在理由を調べてみます。
太陽重力は太陽表面から三次元に向けて放射拡散し太陽の回転の作用力によって周回引力に変質します。
この位置を重力の変節点とします。
このを境に重力渦となって勢力を外に向けて広汎に二次元的に展開します。
三次元拡散は当然に勢力の減衰を伴います。ですから変節点の遠近で引力渦の勢力は変化します。
太陽の回転が遅くなるか質量損失が起きると変節点が遠ざかり重力の減衰量が増して引力渦の勢力は弱まります。
したがって引力渦の展開する範囲も狭まり領域が縮小します。
そうしても一つ考えられることは重力の回転拡散空域で惑星等に対する周回力が減少して吸引力が増して太陽に引きつけられるようになりなります。
ついには太陽に吸収されてその際の衝突エネルギーが回転の増速エネルギーと加熱エネルギーとなります。
僅かですが質量の増加にもなりなす。
太陽はこのようにして惑星を一つずつ取り込んで質量と回転を維持する機能を持った一種の有機構造体と考えます。
以上は太陽系を力学的な観点で分析したものです。
それからはっきりしたことは太陽(恒星)系は太陽の回転で放射重力が太陽の赤道面を挟んで扁平な円盤状の重力渦となって平面的に広汎に勢力を展開し領域を確保します。
従って恒星系とは星単体を指すのではなく恒星重力によって赤道面に形成される広大な円盤状の重力渦空間と惑星等を伴った構造体ということになります。
ところで投稿の順序が逆だったことに気が付きました。
恐縮ですが”恒星の仕組み”をお読み直して頂ければご理解が得られるかと思います。
太陽は重力と共に膨大な輻射エネルギーを放出しています。
これを追いかけた人は居ません、次回は熱と空間を取り上げます。

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コメント

では、回転している地球の重力場も、その赤道方向にのみ伸びているのでしょうか?
もしそうだとするならば、北極点や南極点は無重力ということになりますが。

そもそも太陽の重力が自転軸の方向に働かないとすれば、太陽を形作るガスが自転軸方向に飛んでいってしまいそうですが、そうなっていないという事実をあなたの理論で説明できますか?

投稿: makoto | 2005/02/12 20:05

お返事します。
私が課題としていることは宇宙空間の状況を探求することです、星の重力が宇宙空間に拡がる過程で星の回転がどの様に影響を与えるかを説明したつもりです、星の表面の状況とは関係ありません。
この記事の前の”引力の変貌”を再読願います。
類似な現象を敷衍して説明する手法は有力な探求手段と考えます。

投稿: U_taiki | 2005/02/12 20:48

つまり、地表近くでは重力は等方的だが距離が離れると赤道面のみで働くようになる、ということですか?
地球を回る人工衛星は極まわりのものが多くありますし、太陽を回る彗星も太陽の赤道面と大きく傾いた軌道を持つものが多くありますが、具体的にはどの程度の距離から赤道面での重力が支配的になるのでしょうか?

投稿: makoto | 2005/02/13 11:54

再びお返事します。

おたずねの通りです、ですから多孔吸入球体を回転させるて生づる球体周辺の気流を連想することで理解がし易くなると思います。
従来はなぜか引力(重力)の実態を明かそうとする努力が全く為されずに来てしまいました。
そこでこの度ここで重力に迫る試みをした訳です、だから沢山の人の参加を求め共に考えたいというのが私の本意です。
重力の問題、熱の問題、そして空間についてこのブロッグを叩き台にして発想を新たにして考えましょう、これが私の目指す草の根天文宇宙学です。

投稿: U_taiki | 2005/02/13 16:33

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太陽は赤道付近では25日周期で自転しています、それで系内の惑星等は太陽によって引 [続きを読む]

受信: 2005/02/21 18:31

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