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November 30, 2005

時間と長さ

今回は抽象的なことを砕いて説明致します。

一般に時間と長さは同じ概念です、ということは互いに物差しであるということです、決してそれ以上のものでも以下のものでもありません。

長さは距離を測る物差しです、時間は現象の継続と変化の状態を示す物差しなのです、ですからこれらは要素ではなく用具なのです、この認識は普遍なのです。

にもかかわらずこれらを時空なぞという概念を創造しようという試みは全く見当外れなのです、二つの用具を合わせても新しい宇宙要素は生まれません、われわれは空間を三次元で捉えいます、そこに時空なぞという用具の集合を入れ込むのは見当違いです、にもかかわらずあえてその試みをしました、結果は具体性が失われ抽象化されて空想概念を増長しました。

ところがわれわれは既に長さと時間の集合概念を利用しています、それは天体の位置を示す道具として光年という概念を使っています、これは光速で示す長さの単位に年という時間の積で距離を表現することが出来ることを見出したのです、これによって天文を理解するのに有益な手段となりました。

あの星は何光年離れたあの方向にこの季節に輝いていると云うように簡明に表現できるようになりました、これによって天体を理解するのに大変に役に立っています。

このように時間と長さは宇宙に新しい考えを生み出すものではなく天体を調べる為の道具として欠かすことな出来ない道具なのです。

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November 14, 2005

存在の意義

夜空に瞬く星々を見るにつけても考えます、星はなんの為に存在するんだろう、どんな役割をしているんだろう、不思議に感じたものでした。

たとえで一寸の虫にも五歩の魂といいます、確かに宇宙の星も一寸の虫程に小さく見えます、だけどその小さく見える星の表面に存在するわれわれ生物は虫よりもっと小さいもしかすると原子に匹敵する存在なのかも知れません、そんな存在でも存続を掛けて懸命な活動をしています、ですから星にも役割を持って活動していると考えても異論はないことになります、物事を大小で判断するつもりはありません。

この観点が現在の宇宙論には無いのです、恒星は大きさによって様々に変化すると考えられています、大きいものはブラックホールになるされています、しかし星が存在する意義はほとんど語られていません。

宇宙論は天文学から発展的に生まれた理論分野です、ですから天文学に強く依存しています、初期の天文学は光観測が主流でした、その上星は静止しているという前提が天文学を発展させてきた大きな理由に挙げることが出来ます、これらの手法や考え方は宇宙論に引き継がれています。

天文観測は静的で無機的な観察眼的理論が主体となりました、夜空の浮かぶ星の分布状態は大分詳しく観測され明らかになりました、そして遠くの星と思われていたものが銀河星団であることもハッキリしてきました、最近では各種の輻射エネルギーを使った観測で熱分布も得られるようになりました、観測成果は着実に上がっています、これらの成果が公正に評価され活用されていないのが現状だと考えます。

先ず星や星団の存在意義を見出すことが先決問題だと云うことです、太陽を周回する惑星は何のために存在するのか、そして太陽(恒星)は莫大な熱や重力エネルギーを放出して何をしようとしているのか、渦銀河は星々が渦巻いて活動して何をしているのか、これらを明らかにするのが「宇宙学」であります。

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