« 回転する二つの星 | Main | 星空を観て(7) »

September 21, 2006

光は

今回は星空を走る光について探って見ます。

音も光も共に振動拡散エネルギーという共通な類似点があります、ですから音がドップラー効果で音源が高速で移動すると同一の音が観測位置に近づく場合高くと遠ざかる場合では低く聞こえます、これを音のドップラー現象としますと当然光も同一のドップラー現象があるとみなすことが出来ます。

これは振動エネルギーの発散点の移動に伴う振動周期の伸縮現象を指すものです、振動エネルギーといっても音波から宇宙線までが含まれますがここでは音と光について疑問点を上げてみます。

振動エネルギーを視覚的に観察出来るのが静まった水面に円を描いて拡がる波紋です、水面に石を落とすと水が押しのけられて周りの水面がせり上がりそれが環となって拡がり波紋が出来ます、中心に立つ波紋の山は鋭く尖っていますその尖った環が拡がって中心から離れるに連れてなだらかになりついには水面にとけ込んでしまいます。

これから波紋は遠ざかるに連れて勢力は弱るだけでなく性質も変質するということをわたしは読み取りました、ということは音とか光も遠く離れると勢いが弱まるだけでなく性質も変わるということを意味します、音ですと低音は届かず高音が音程が下がって聞こえます。

光ですと焚き火を例にして云いますと焚き火は炎は赤色に高熱の黄色い光が明るく輝きます、ですから周りは明るく照らされて高温の輻射熱で暖められます、暗い夜その焚き火を遠く離れた所で見ると炎は赤く見えるだけで暖かみは感じません。

以上のことで言いたいは何億光年も離れた銀河の光の変質を光のドップラー現象でのみ捉えて良いのかと言うことです、光は距離によっても赤方変位しますよと云いたいのです、その様に捉えた方が自然な感じがします、赤方変位の多い銀河ほど遠くにあるとすると理解がし易いことに気が付きます、そうすれば宇宙を膨張していると捉えることも無くなりあるがままの宇宙の姿を科学出来るように考えます。

次に自然界で空間に於ける光の屈折現象について調べてみます、それは一般に蜃気楼と云われている現象についてです、光が水面に斜めに差し込むと反射したり屈折したりします、これは密度の異なる媒質の境界で発生する現象です、地上の大気も気候条件で地上または水面に接する直上大気層とその上部の上空大気層で温度差が生じます、その時蜃気楼が発現するのです、それは上層と下層大気の濃度が異なることにより大気密度の異なる層が形成されそれを斜めに横切ると光線が屈折して蜃気楼が出来ます、光線は大気密度の高い方に向かって屈折します。

宇宙でも同様な現象は起こりえます、それは重力の強い大きな星で厚い透明な大気層を持つ恒星の表面をかすめて進む光は大気密度が高い星の表面の大気層に向かって湾曲するように屈折するようになります、それには太陽のように透明な厚い層の大気圏でないと宇宙観測として実測は出来ません、地球のような薄い大気層では一般的な宇宙観測結果は得られません、ただし日の出の太陽とか東の空に昇った月が大きく見えるのは光の屈折に依るとも考えられます。

ですから恒星の表面をかすめるような光線は重力で引っ張られたような屈折をします、これは恒星の大気圏の大気密度に依るもので重力によるものではありません、地上で見られる蜃気楼と同じ現象です、光と重力は干渉し合うことはありません、ですから重力レンズなどは存在しません。

十九世紀から二十世紀にかけては現在ほど観測技術も高度化していません、従って未知な点が多く推論や仮定に基づく理論が輩出しました、そこに現在の観測結果を埋め込もうと躍起になっているのが現状ではないでしょうか、観測結果は正当に理解され活用されて成果が得られるのです、その為には地道な事象の探索が欠かせません、古い権威に頼って観測結果をねじ曲げ権威を擁護する現状から脱しなければなりません。

|

« 回転する二つの星 | Main | 星空を観て(7) »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38792/11856196

Listed below are links to weblogs that reference 光は:

« 回転する二つの星 | Main | 星空を観て(7) »